採択ビジネスプラン

地域女性の多様なはたらきかたを支える基盤づくり





女性、特に育児中の女性がいろいろな働き方を選択できるように、仕事を集めたり仕事ができる環境を整えたりする事業。子育てを理由に会社を辞めざるを得ない女性は多いが、退職後再度働きたくとも、再就職は難しい。子育てと両立しながら働くには、いろいろな制約があって、仕事の選択肢が狭まれている人が多い。子供を保育所に預けたくても、保育所への入所が困難な人も多く、育児の負担は重い。日本は今後生産人口の減少が予想され、一方で働く意欲を持ちながら働けない女性がたくさんいる。そうした女性に、①「居場所と出番」をつくり、子育てなどのライフステージごとに分断されることなく、持続可能なキャリア形成が可能となる新たな労働市場を作る、②既存のシステムや地域資源、産業をつなげて再構築し、地域における安定的な社会参画・労働環境を整備し、ソーシャルキャピタルを増やすことで「伸びる」まちづくりを実現する、③市民参画を推進力とし、地域と共存し地域を活性化する―といった考えで行動する。事業開始当初は、育児中の女性でも工夫して仕事を作っている事例の収集、自らも仕事のモデル作りをおこないながら、QOL(クオリティオブライフ=生活の質の質)の向上、女性のための多様な働き方の提案・実践をおこなっていく。



NPOや地域課題解決事業の、事業性や社会性が確認でき、投資や寄付の積極的な判断材料となる情報提供を行い、寄付市場、SRI(社会的責任投資)市場を開発する。



提案者の市川望美さんは、30歳のときに長男出産を機に退職。そのとき「女性は一度退職してしまうと、社会復帰は難しい。いつでもやめられて、またいつでも戻れる社会にしたい」と思ったことが事業を起こすきっかけになった。市川さんは育児に関する様々な経験をもとに、育児支援コンサルティング会社「アミーゴプリュス合同会社」を興し、代表社員として活躍していた子育て支援コーディネーターでもある。NPO法人せたがや子育てネットの理事として「キッズスペースぶりっじ@roka」の運営、地域における女性の起業創業支援、ライフプランニング支援事業なども担当し、女子学生を対象とした女性のライフプランニング支援事業「ポーラースタープロジェクト」やコミュニティカフェを活用した若者によるまちづくりアクションプランなどにも参画し、若者と子育て層、若者と地域での持続的な関係づくりの必要性を訴えてきた。

※新規事業立ち上げに専念するため、2011年5月でNPO法人せたがや子育てネットの理事は満期退任し、アミーゴプリュス合同会社も代表を交代する予定です。Cocociの運営母体となる、非営利型株式会社Polarisも今後登記予定で、従来の地域子育て支援から、多様なはたらきかた支援にシフトする形となりました。どう表現すればいいでしょうか?手直しという範囲ではないので、いったんお戻しします。

当事業の具体的な実績としては、今年8月に東京都調布市の仙川商店街で民家を活用し、実際に仕事がしたい子育て女性を対象にした「”cococi”Coworking Space」を開業した。起業に当たっての課題としては、やりたい分野が多岐にわたっていて、一つ一つ実績を作っていかなければならないので、優先順位を決めること、企業や業者との連携をどう構築していくべきなのかということ。そのためのアドバイス協働相手探しに支援をお願いしたいとしている。




  1.     提供価値:育児中の女性は「居場所と出番」を獲得しやすくなり、多様な働き方、収入、キャリアが得られるようになる。
  2.     量:育児中で、働くことを希望している女性の数、働きやすくするインフラの整備、仕事の創出により拡大。
  3.     持続性:コワーキングスペース「”cococi”Coworking Space」の収益をベースに仕組みづくりを加速化させる。
  4.     影響力:育児期の女性のワークライフ・バランス白書の発刊等で、社会的な課題として啓蒙を促し、解決策の提示、ロールモデルの確立により、他の地域にも展開。

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