PRESS RELEASE

きづきtoきざしのニュースレター創刊準備号Vol.3


埼玉西部地域の地域協働推進機構 を応援するニュースレターを不定期で発行しています。

FEATURE まちの次世代キーパーソン インタビュー

<吉澤 健治(よしざわ けんじ)プロフィール>

1980年生まれ
NPO法人 鶴の杜代表
精神保健福祉士
生まれも育ちも鶴ヶ島。
観劇と絵が好きな31歳
精神障がい、
「これも一つの個性」
そうみんなが捉えるような社会に
「普通のサラリーマンになれるような気がしなかったんですよ(笑)」
今の仕事を選んだ理由を尋ねるとこんな応えが帰ってきました。

おどける吉澤さんですが、実は福祉の仕事への想いは筋金入り。既に人生の半分は福祉関係の勉強と仕事に費やしてきました。

30歳で独立。統合失調症とつきあう方々の居場所づくり、仕事づくりをとおして、症状の回復を目指しています。
その地道な活動と通所施設「ほっこり」の日々について伺いました。

福祉の道 始めの一歩

中学時代にケアホームにボランティアに行ったんです。それが福祉の世界に興味を持ったきっかけです。さらに方向性を決定づけたのが高校時代に読んだ 「この国は恐ろしい国」という衝撃的なタイトルの本です。生活保護の実態を描いたルポで日本の福祉、ちょっとおかしいんじゃないの?という疑問を持ちまし たね。さらに、カウンセリングにも興味があったので東京国際大学の「福祉心理学科」に進みました。大学時代には既に、鶴ヶ島には精神障がい専門の施設がな い(知的障害者と同じ施設を利用する)ことが分かっていたので、いつか自分で立ち上げようと思っていました。

鶴の杜 ほっこりな日々

鶴の杜は精神障がい者に特化した施設をめざしています。現在は統合失調症とつきあう方々に利用していただいています。合わせて啓発活動や家族等への支援も展開しています。
施設の名前は「ほっこり」と言って、ここに来たら誰もがほっこりと暖かい気持ちになれるように、という願いを込めて名付けました。
ほっこりではタオルたたみ、資源回収・古本販売をやっています。加えて、ほっこりに隣接する土地で無農薬での野菜栽培も始めました。単純に利用者さんが部 屋の外に出ることを狙っていたのですが、農作業で体力や集中力が養われました。さらに自分で作った美味しい野菜を職員と一緒に調理してその技術も身につけ る… 結果園芸療法になっています。ほっこりに来たことがきっかけで、人前で笑うようになった、病気のことが話せるようになった。これが利用者さん全員に 共通して見られる回復のきざしです。

目指す社会は 簡単に難しく言うと… 「みんななかよく暮らせる社会」

統合失調症は100人に一人の割合で罹患するものです。でも、精神障がい者はまだまだ世間では「別の世界の人」と思われているように感じます。自分たちと関係のあることと認識してもらいたいですね。
「みんな仲良く暮らせる社会」…この実現には多くの人が障がい者を少しでもリアルに感じて、理解するプロセスが必須です。例えば、教育過程に障がい者と接 点を持つ機会(カリキュラム)を設けるとか、日常に障がい者がいる、もしくはそう意識する仕組みが作れればと思うんです。「障がい者」という認識から、そ の人の「特徴」「個性」という認識に変わっていく…そのきっかけや仕組みづくりにも鶴の杜は関わって行きたいと思います。

*鬱病と統合失調症:鬱病、統合失調症ともに脳内ドーパミンの異常分泌が起こる。鬱病は抑うつ気分や不安・焦燥、精神活動の低下、食欲低下、不眠症 などを特徴とする。統合失調症は個々人によってさまざまな症状がある。主な症状として「認知障害(連合障害)」「陰性症状(自閉等)」、「幻覚・妄想」な どがある。患者は実際に治療を受けていない人や、軽度な症状も含めると日本人の1%にものぼる。鬱病と統合失調症の陰性症状は似ており専門家でも区別がつ きにくいと言われている。

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