PRESS RELEASE

きづきtoきざしのニュースレター創刊準備号Vol.4


埼玉西部地域の地域協働 を応援するニュースレター

(不定期で発行しています)

FEATURE まちの次世代キーパーソン インタビュー

<福島 サトル(ふくしま さとる)プロフィール>

1963年埼玉県東松山市生まれ
フリーライター、童話作家、広報コンサルタント
2003年 第20回「ニッサン童話と絵本のグランプリ」
童話部門最優秀賞を受賞
鶴ヶ島市内のNPO 広報じもと他、さまざまな団体で活動中
じもとの童話作家が語る地元愛と地域活性化

『ダサイタマ』という言葉が流行ってしまった時代がある。
「飲み会に行って”埼玉県出身”というだけで笑いを取れるんですよ。腹が立ちましたね。」(福島さん)

生まれ育った郷里をどうして馬鹿にされなければいけけないのか?
そんな怒りから、東京での仕事を辞め、地元の魅力を伝える立場に転身。
一貫した地元愛は圧巻です!

福島青年 地元を好きになる

私の祖父が旧妻沼町(現熊谷市)の利根川近くで畑と漁師の半農半漁の暮らしをしていました。そこで釣りを教えてもらったり、遊ばせてもらったんで す。だから海がないとか緑が少ないと言われる埼玉県にコンプレックスはありませんでした。それから高校時代は地元のアーティストや出版関係者が集まる喫茶 店に通いました。そこで社会のことを大人たちから教えてもらうことができたんですね。
大学は東京でしたが、地元で何か仕事をしたい、地元で暮らしたいと思っていました。大学3年の時に嵐山町で友人と塾を始めて、これがうまく行ったんですね。多い時で60人程の生徒がいました。塾が成功したのも役所や地元
の人などが、何も知らない若者に親切に教えてくださったからです。この時、地元でもやる気があればいろいろできるんだという実感を持ちました。
一方、1980年代前半に埼玉を馬鹿にする風潮が出てきました。いわゆる「ダサイタマ」ブームですね。埼玉に関するあらゆるものが格好悪いとなった。私が 社会人になってからもその風潮は続き、ついに僕は反発心から、東京での仕事を辞め、埼玉のいいところをもっと多くの人に知ってほしいという思いで埼玉新聞 社に転職を決めました。

メディアの役割

新聞社では取材、編集、新規事業立ち上げなどさまざまな分野の仕事に関わりました。地域を取材していて、「こんな素敵なことなら、もっとみんなに伝 えたらいいのに」と思うことにもたくさん出会いました。でも、当人たちは発信する価値がないと思っている。誰かに伝える価値があると思うものを発見し、取 材し、分かりやすい形に加工して、その情報を必要な人、知ってほしい人に届ける。それが「編集」の仕事だと思います。
タウン誌など地域情報誌もそうです。見た目のクオリティが高くても続かないケースがけっこうあります。広告をもらって紙面を作るだけでは、地元の人は応援 をしてくれません。なんのために発行して、何につなげていきたいのか、よく考える必要があります。届ける相手を想定し、どういう書き方をすれば読んでくれ るのか。その情報をもとに読者が行動することまで考えて編集しないと、いつか行き詰ってしまうのだと思います。
まず、伝えたいものを見つける→誰に伝えるべきか考える→伝わるように書く。情報の価値がきちんと伝われば、読者はなんらかの行動を起こします。そして、 家から出る→なんらかの消費行動をする→経済活動につながる。地域経済につながれば、地元の人はきっと応援してくれます。

一番の地域経済活性化は「じもと就職」

「地域活性化」「まちづくり」「地域おこし」とよく言われますが、一時のイベントで終わることも多いようです。「地域の活性」とは何なのか、はっき りしていないせいです。私が考える地域活性化とは、経済の底上げです。一番は地域で働く「じもと就職」です。鶴ヶ島に限りませんが、郊外のまちでは若い人 たちが都市部に出て働き、地元で過ごす時間は多くありません。地元で働けば、地元でお金を使います。そのためには地域で仕事を生み出すことが大切です。
最近は、地域に関心を持ち、地元で働きたいという若い人が増えました。「地元が好き」という理由で働けるのが理想です。そこでシニアの出番です。若者はや る気と体力はあっても、経験や資金が足りません。シニアは人脈や技術、ある程度の資産も持っています。高齢者の増加をマイナス面ばかり強調せず、シニア3 人で若者1人を応援しようという発想もあるべきです。
地域にはさまざまな能力を持った人たちがいます。私は最近、そうした人同士を結びつける活動をしています。シニアと若者、情報発信をしたい人とマスコミOB…。地域に関心がある人と人がつながれば何かが始まる。まちが元気なる。そして新しいビジネスも生まれるはずです。

ところでなぜ童話作家に?

小学生の頃までは体が弱く、家で一人で寝ていることがありました。母親が図書館で借りてきた本を読んで空想の世界で遊べたんです。寂しいという気持 ちはなかったと思います。そうした経験から、子どもが自分の中にもう一つ世界を持てるとよいと考え、童話を書き始めました。「はいけい、食べちゃうぞ」は 大人の方にもぜひ読んでほしいですね。

その他の記事はこちらからご覧ください↓↓↓

きづきtoきざしのニュースレター創刊準備号vol4


コメント
お問い合わせ
検索
関連サイト